1. 「J-Link」を使用した開発の始め方

Solist-AI™マイコン搭載ボード

DT-EBML63Q2557

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技術情報

「J-Link」を使用した開発の始め方

「J-Link」を使用したファームウェアの書き込みや、読み出し

 AIマイコンボード「DT-EBML63Q2557」に、ファームウェア(プログラム)を書き込んだり、読み出したりするのには、SEGGER製の「J-Link」を使うことが出来ます。
 書き込み、読み出しソフトとして同じSEGGER製の「J-Flash」が使用できます。

「J-Link」を使用したプログラムのデバッグ

 プログラム開発や、デバッグを行なうIDEとしては、ローム製の「LEXIDE-Ω」が使用出来ます。
 デバッグの方法は、HPからダウンロードできるIOドライバソース (V1.0.25.0602)フォルダ内の以下のファイルをご確認ください。
 「DT-EBML63Q2557_software_developments_procedure_manual_Rev.20250527.pdf」

サンプルソフト

 弊社HPから、ご購入者がダウンロードできる「IOドライバソース (V1.0.25.0602)」には、以下のようなサンプルソフトが含まれています。

 ○ローム様提供のサンプルソフト
 ・「Solist-AI」の中の「AnomalyDetection」
  AIモデルの組み込み、学習推論のサンプルです。
 ・「Solist-AI」の中の「FftSample」
  Fft処理の参考になります。

 ○弊社独自のソフト
 ・「MemsAccelerometer」
  Mems加速度センサから一定数の加速度データを収集するサンプルになっております。
  「IODriver」フォルダの中にある「DT-EBML63Q2557APIManual」に、処理の流れとソフトのAPIの説明が記載されています。

 ○その他

「J-Link」に「ML63Q2557」を認識させるには

 「J-Link」に「ML63Q2557」を認識させるには、例えば以下の場所にデバイスファイルを追加してください。
 「C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\SEGGER\JlinkDevices\Devices」

 詳細は、以下をご参照ください。
 ・「DT-EBML63Q2557_software_developments_procedure_manual_Rev.20250527.pdf」P.4,7
  ご購入者ダウンロードページから「IOドライバソース (V1.0.25.0602)」をダウンロードしていただき、展開すると、このPDFが見つかります。
 ・「FJXTLEXIDE_OMEGA_ARM_UM-02.pdf」(LEXIDE-Ω用ユーザーズマニュアル)p100 ~ p107
  「LEXIDE-Ω」をインストール後に「C:\LAPIS\LEXIDE\Doc」を見ていただくと、このPDFが見つかります。

 ※「ML63Q25x7.xml」の中で、フラッシュローダモジュールファイルを「Loader=”ML63Q25x7.FLM”」のように指定しますが、
このとき「Loader=” ML63Q25x7.FLM”」のように、「”」で囲まれたファイル名に、スペースが含まれていてはいけません。

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